パーキンソンの法則【朝と夜を使い分けろ】 第32回

短い期間で仕上げて質を向上させろ

こんにちは、大矢です。

ビジネスマインド 第32回目。

今回は
「短い期間で仕上げて質を向上させろ」
というテーマでお話していきたいと思います。

パーキンソンの法則とは

あなたは何かを作るとき、
例えば会社で任された資料作りなど
何かをやる時に長い時間を掛ければ
良質でいいものが出来ると思っていませんか?

なんとなく
じっくり時間をかけた方が
質のいいものができると思ってしまいますよね。

ですが、実はそれって勘違いというか錯覚なんです。

時間をかければかけるほど、ただ単にパフォーマンスを下げているだけで
決してクオリティが上がっているわけではないということなんです。

このお話を意味しているものが
「パーキンソンの法則」
というものになります。

その内容は
《仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する》
というものです。

ちょっと難しいと思うんですが、つまり何かというと、
「人は時間を、あればあるだけ費やしてしまう」
ということを表しています。

例えば、会社で与えられた仕事が
30分でできるものであっても
1時間という時間を与えられると、
終わるまでに1時間かかってしまう
ということなのです。

もっと言うと、2時間与えられれば、
30分で出来る仕事も2時間かかってしまうということなんです。

要するに
30分で終わらすことができるパフォーマンスを持っているにも関わらず、

1時間与えられたことによって
1時間使わないと完成しないと
錯覚を起こしてしまっているんです。

つまり、30分で終わる仕事を、
クオリティを高めるために
1時間、2時間という時間を使っているわけではなく、

ただ単に時間を無駄にしているだけということが
この法則で語られているという事になります。

で、このお話から伝えたいことというのは
最初に期限を決めておくということが重要だということです。

さらに言うと
ギリギリの設定にしておくことをオススメします。

つまり自分を追い込ませることが重要ということなんですよ。

一日のエネルギーの使い方

人間というのは、
追い込まれてやらざるを得ない状況になると、
今までなかった「本領発揮」という見えなかった自分の底力が出せるんですよね。

それをまずは初動のエネルギーで一気に入れ込むんですよ。

そうすると、今までにないような
想像以上の良いものが出来上がるんですよね。

逆に良質なものを作ろうとして
何時間をかけて改善を繰り返していても、

最初の1時間で渾身を込めて作ったものと比べてみると
クオリティが低かったりするんですよね。

それはなぜかというと、
そこに掛ける集中力の違いなんですよね。

人間というのは
集中力をどれだけ注ぎ込めるかによって、
その商品のクオリティだったり、
セールスの精度というのが変わってきます。

ということは、同じ仕事を1日ダラダラやっているより、
たとえ短い時間だったとしても、
パフォーマンスの高い、集中した力を出せれば、
全く変わってきますよね。

なぜ初動でエネルギーを使うのかというと
例えば、1日15時間働くことを推奨してはいますが、
人間って集中して15時間働くっていうのは出来ませんよね。

学校の授業が45分だったりするのは
人間の集中力が続く限界が平均で1時間だからなんです。

これは時間配分をして、
自分にとって一番集中しなくてはいけないところ、
今日は絶対にこれをやらなくてはいけないというところには、

なるべくパワー残量がある時間帯、
例えば朝起きてからすぐの午前中にやることで
エネルギーを存分に使うことができるんですよ。

では、残りの時間は何するのかというと、
例えば、あまりエネルギーを使わなくていいような
事務作業ってありますよね?何かを調べるとか、

コツコツ流れ作業をやるというものであれば、
それほどエネルギーを使わないじゃないですか。

なので、初動以外の後半の時間は
そういったことに時間を充てることがベストです。

で、休憩したことによってエネルギーが復活したとなれば、
またその集中するべきことに投下するっていう感じなんですよ。

これを繰り返すんですよね。

朝型・夜型

あとポイントとなるのが、
自分が一番パワーが出る時間帯を把握しておくことです。

よく朝型とか夜型とかっていうと思うんですが、
もちろん朝がいいって人もいますし、
逆に夜がいいって人もいるんですよ。

結局どっちがいいの?

って多くの人が迷ってしまうと思うんですが、
それは自分の身体とか
自分のコンディションをベースに考えるんですよね。

例えば夜だったら静かで、
みんなが寝ている時間に集中出来る、
という人であれば、夜に集中すればいいんですよ。

特にこの時間でないとダメということは無いので、
そこは自分が決めればいいだけなんです。

よく
「成功者は朝早く起きて仕事をする」
という話を聞きますよね?

もちろん、朝早く起きれば色んな事が出来るので、
パフォーマンスも高いですし、オススメではあるのですが、

ただし、夜型人間の人がそれをやってしまうと、
逆に朝にはパフォーマンスが下がってしまうんですよ。

なので、
一日の中で自分が一番コンディションが良くて、
さらにパワーが発揮できるのはいつなのかという事を把握しておきましょう。

そしてその時間帯に集中するということと、
そしてできるだけ期限を決めることです。

しかも、短い期限に決めることがコツです。

そうすることで、
自ら逃げられない状態を作って、
短時間で質のいいものを作る、

っていう法則を使うことが
クオリティーの高いものをいくつも作っていくコツなんですよね。

おそらく成人している人であれば
すでにみんな経験していることなんですよね。

一番近い例が、
受験勉強とか資格試験勉強ですよね。

数か月くらいしかない資格試験とか。

人間というのは期限を決めることによって
信じられないような力を出すことが出来るので、
これがクオリティに反映されていくんですよね。

お尻に火をつける

これは、ある本を出版されている方の裏話なのですが、
その方は春先に商業出版として本を出すことが決まったのですが、
執筆の話が来たのが2月だったらしいんです。

ちなみに商業出版は出版社から依頼を受けて書くことで、
逆に自費出版というものが自分でお金を払って出版することを言います。

つまり、商業出版については主導権を出版社側が持っている為、
基本的に企画内容は出版社側が決めることになります。

執筆期限が残り一ヵ月ほどに迫っていたのですが、
もう出さざるを得ない状態だったんですよね。

普通は、大体3か月とか半年と時間を掛けるんですけど、
今回はたまたま期限が短くなってしまって
1ヵ月の期限となってしまったらしいです。

ただ、ちょうどその時期に他の仕事も入ってしまっていたので、
地方に2週間くらい拘束されてしまったんです。

ということで、
執筆期間が、残り2週間しかなくなってしまったらしいんですよね。

でも先延ばしてしまうと、
タイミング的にも本が売れなくなってしまいます。

例えば書店に並ぶのが春ではなく夏だったら、
売れ行きが変わってしまうじゃないですか。

春というのは新しく行動を起こす時期なので、
この時期は売れやすいんですよね。

なので、その2週間というのは、
ほんと死に物狂いだったらしいです。

具体的にどうやったのかというと
基本的に本というのは章立ててありますよね。

その本では、章が全部で7個あったんですよ。

出版の場合であれば、
初めに企画書というものがあって、
タイトルだったり章立てして、
何を書くかという所までは大体決まってるんですよね。

「その内容で企画が通ります」
となると大枠のあらすじが、
もうすでにできているわけなんですよ。

「こんな形で進もうかな」
という感じですね。

ですが、期限が2週間といっても、
2週間ギリギリでは修正する時間がとれないので、
一日一章書こうと決めたらしんですよね。

そうすると、
初めそれがすっごく怖かったらしいんですよ。

一章、二章、三章と続きますよね?

5日後の五章目の時にテンションが落ちてしまって、
そこから書けなくなったらどうしよう、
という恐怖がすごく大きかったらしいんですね。

一度でも筆が止まってしまうと、
そこからずっと迷走してしまうんですよね。

なのでまずは、この一週間というのを
自分の中で決めたんですよ。

一週間で一日一章書くぞ、
って決めてそこをお尻に決めることで
自分の底力をどんどん出して書き上げていきました。

で、一回書き上げてしまえば、
あとは何度も見直しして、
残りの一週間で編集をしていけばいいじゃないですか。

なので、初めの一日一章というのを守って、
一週間で仕上げるということを決めて、
そこにエネルギーを注力したといいます。

なぜそのようなことが出来たのかというと、
その方がパーキンソンの法則を知っていたからなんです。

「もうこれまでにやるぞ」
と期限を決めて、
それまでは寝ないと決めるんですよ。

そうすることで、色んな情報も集まってきますし、
底力が出せるので、
ある程度のクオリティのものが出来るんですよね。

その方も相当の決意があったんでしょうけど、
当初はブログもやっていなかったですし、
メルマガも書いてなかったので、
文章というものを書いてなかったんですよ。

チャンスを掴むには、
そこはもう自分でやると決めて、
書き上げるしかなかったんですよね。

逃げることもできるけど・・・

ですが、逆にやめようと思えば、
いつでも手放すことも出来るわけですし、
簡単に逃げちゃうことも出来ますよね。

というのも、
やめたところで自分は何も困らないじゃないですか。

例えば出版が決まったのに
期限内に原稿上がらなかったとしても
別に自分はお金をかけているわけではないですよね。

印刷料も出してないからお金が掛かってないので、
困らないわけですよね。

お金に対する痛みを感じていないですよね。

要は、自費出版と違って商業出版というのは、
出版社がお金を払うので、
書く本人は痛みを感じていないじゃないですか。

だから、いつでも逃げることも出来るんですよ。

ただ、お金に対する痛みを感じることがないと
そうやって逃げるという選択肢を取る人がいるのですが、
そうするといつまで経ってもチャンスなんて手に入らないんですよね。

そこで逃げてしまったら、
何のチャンスにも繋がらないですよ。

結局はもう自分との闘いなんですよね。

なので、いろんな人に宣言してみたり、
お金に対する痛みをもってお尻に火をつけてみたり、

そういう風にすることによって、
リスク回避としてパワーを出すというやり方もあります。

そうすることで次のチャンスに繋がっていきますよね。

まずはできるだけ短く期限を決めて、
言い訳が出来ない環境に作っていく
というのもポイントなんですよ。

必ず人間というのは言い訳が出てくるので
言い訳が出来ない環境を作って、
逃げられない状況を作って、

期限を決めて、そこにエネルギーを注入して、
渾身の一撃でやるっていうのが、ポイントですね。

そうするとその後に大きく成長できます。

後はもう量をこなしていくことで
やればやるほどスキルアップにつながっていきます。

これはもうやっていくしかないですね。

なので、この法則すごく活用出来るので意識してみてください。

それでは今回のお話はここまでになります。

最後までご視聴いただきましてありがとうございました。

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