ハンドメイド商品でやりがちな3つの間違いとは? その1

常にお客さん思考で

こんにちは
大矢祥一(おおやしょういち)です。

 

僕たちのようなハンドメイド作家さんや
デザイナー・クリエイターさんたちが陥りやすい
間違いというのが大きく3つあると考えています。

 

今回はその1つについてお話したいと思います。

 

まず一つとして挙げられることが、
自分の作りたいものだけを作る
傾向があり、お客さんの欲しいものを
考えることができないことです。

 

これは
「プロダクトアウト」
という概念に基づく考え方になります。

 

悪く言ってしまうと、買い手のことを考えず、
売り手側のエゴを押し付けている
ということになります。

 

この逆の考え方がマーケットイン
という考え方になります。

 

プロダクトアウトとマーケットインについての詳しい解説はこちら
⇨ https://marketing-advances.com/productout-marketin/

 

プロダクトアウトとマーケットインについて
一般的に言われている意味・概念を
簡単にご説明しておきます。

 

●プロダクトアウトとは?
企業が作品開発や生産を行う上で、
作り手の理論や計画を優先させる方法のことです。
買い手(顧客)のニーズよりも、

「作り手がいいと思うものを作る」
「作ったものを売る」

という考え方によるものです。

 

●マーケットインとは?
ニーズを優先し、
顧客の声や視点を重視して
作品の企画・開発を行い、提供していくことです。

「顧客が望むものを作る」
「売れるものだけを作り、提供する」

という考え方によるものです。

 

1945年、
第二次世界大戦が終戦してしばらくは、
物資そのものが不足していました。

 

そのため、
プロダクトアウトが主流となり、
どんなものでも売れる時代でした。

 

しかし、現代ではモノが溢れかえっています。

 

プロダクトアウトという概念から、
徐々にマーケットインという概念へ
シフトしていきました。

 

テレビ一つにしても、
戦後であれば、みな同じように
ただ「テレビ」がほしいという欲求でした。

 

ですが現代では、ただテレビが欲しいのではなく、
機能や性能、デザイン、ブランドが重視されています。

 

また、食事に関しても、戦後の頃は
食べ物があるだけで満足していました。

 

しかし現代では、食器、季節、文化、郷愁、ブランド
などの要素を求めるようになっています。

 

さらに昔と違って年齢、職業、家庭環境、記憶、経済状況などの
枠組みができるようになったのです。

 

ここ10年で従来の7倍の速度で社会環境が変化していて
グローバル化という言葉も、
今では珍しくなくなってきました。

 

今の時代は、十人十色から一人十色と言われるようになり、
もはやプロダクトアウトの考え方では、モノが売れないのです。

 

本来であれば、
作品がそこにあって、
その作品のマーケティングをするのではなく、

 

マーケティングをして、欲しい人がいることを確認してから
作品をハンドメイドすることが重要になります。

 

その作品は売れるはずだと思い込み、
自分の感覚で価格を決定してしまいがちです。

 

ですが本来は
その作品が売れるかどうかは市場が決めること
なのです。

 

リサーチもしくはテスト販売をしてみることで、
価格とターゲットを本格的に決めるのです。

 

お客さんのウォンツとニーズを調べてから
販売していくことが真の提供者といえます。

 

自分が必要なものより、
お客さんが欲しいものを考えることが
とても大切になってきます。

 

しかし、中には自分が作りたいものや、
欲しいものを制作して
売れることが時としてあります。

 

ですが、それは偶然であって、
たまたまその時、お客さんの欲しいものと一致した
と考えるようにしてください。

 

有名なマーケッターのダン・ケネディが
こんな名言を言っています。

 

「ほとんどのデザイナーは自分の作品に恋をしている。
これは大きな間違いである。
自分のお客さんに恋をしなければならない。」

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