増やすのではなく減らせ!

増やすのではなく減らせ!

こんにちは
大矢祥一(おおやしょういち)です。

 

ハンドメイド作品を制作するに当たって、
誰もが一度は考えることがあります。

 

それはバリエーションを増やすことです。

 

バリエーションを増やすことによって、
さらに販売数を伸ばそうと考えるのです。

 

実は、僕もひたすらバリエーションを増やしていた時期があります。

 

しかし、心理学的には
選択肢を増やせば増やすほど
人は購入しなくなる
というデータがあります。

 

人間というのは基本的に怠け者で、
考えたくない生き物です。

 

選択肢が多いことで、
相手は思考停止に陥ります。

 

「迷うくらいなら買わない」
という選択肢を取ってしまうのです。

 

ここに興味深いデータがあるのでご紹介します。

 

ある広告を出した腕時計の販売会社があり、
2種類の広告で販売数を比較テストしました。

 

その広告の1つは
10色の腕時計が選べる広告

 

そしてもう1つは、
3色の腕時計が選べる広告でした。

 

その結果、3色の腕時計を選べる広告の方が
10色の腕時計が選べる広告よりも
売り上げが3倍以上も良かったのです。

 

別の例では、
デパートでジャムを販売した実験があります。

 

1つのブースでは6種類のジャムを販売し、
別のブースでは24種類のジャムを
それぞれ陳列して販売するというものでした。

 

結果は、6種類のジャムの方が、
24種類のジャムよりに比べて
7倍の売り上げがあったのです。

 

また、面白いことに、
決済方法についても似たデータが出ています。

 

現在では様々な決済方法が存在しています。

 

ですが、便利だと思って
あれもこれも決済方法を追加してしまってはいけません。

 

逆に選択することが面倒臭くなって、
買うことを断念する人もいます。

 

小売業などの物販はクレジットカード決済をはじめ、
コンビニ決済、銀行振込、代金引換、
最近では決済アプリなども多数登場しています。

 

決済に関しては2つに絞ることが
一番反応率が良いとされています。

 

ですので、あなたも自分にあった決済方法を
最高でも2つまで絞ってみてください。

 

そしてもう一つ。

 

お客さんに与える情報量は
減らせば減らすほど
記憶に焼きつきやすくなる
というデータがあります。

 

これは、その時には買ってもらえなくても
後々、思い出して買ってくれるという可能性に直結します。

 

これはバリエーションの他にも、
作品に備わっている機能面でも同じことが言えます。

 

あまりに多くの情報を詰め込みすぎても
お客さんは嫌気が指します。

 

数多くのメリットを書き連ねたところで
お客さんからしたら、
それはすでにメリットでは無くなっています。

 

僕たちハンドメイド作家のような
デザイナーやクリエイターたちが、
完璧さを達成したと満足するべき時は、

 

それ以上に付け加えるものがなくなった時ではなく、
それ以上取り去るものがなくなった時なのです。

 

どこまで絞り込めるか考える必要があり、
単純で分かりやすくシンプルにすることが大切です。

 

誰も迷わせようなんて悪意があって
バリエーションを増やそうとする人はいないはずです。

 

選択肢を増やしすぎることによって
あなたが真に伝えたいことが伝わらず、
作品の本当の良さが分からなくなってしまいます。

 

バリエーションが豊富なことや機能が多いことと、
価値があることとは結びつかないのです。

 

他のデザイナーさんたちが
どんどん作品を作っているのを見てしまうと、
自分も増やさなければと思ってしまいがちです。

 

ですが、ここはグッとこらえて、
まずは今ある作品を売って行ってみる
というのをオススメします。

 

「絶対に1つに絞れ」とは言いませんが、
最高でも選択肢を4つまでに絞ってみてください。

 

それ以上に、バリエーションの数が増えると
人は判断しなくなってしまうことは
必ず覚えておいてください。

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