つい「イラッ」としてしまう人に

こんにちは
大矢です。

 

居酒屋などに行くと
他人の悪口を言ったりしているのを
耳にすることはありませんか?

 

「あいつなんなの?」
「あいつヤダ!」
「あいつムカつく!」
などです。

 

もし今あなたがこのような感情に見舞われているとしたら
少し考え方を変えてみてください。

 

今回は、そのためのエクササイズを
一緒に行なっていきたいと思います。

 

ビジネスでもプライベートでも
どんなことでも共通して言えることですが、
すべてはトレードオフです。

 

つまり、あちらが立てばこちらが立たずで、
全てを手に入れることは不可能です。

 

人はどうしても他人を羨んだり妬んだりします。

 

例えば
僕は現在東京に住んでいますが、
地元である新潟にいる人間の中には
僕の活動を見て

 

「あいつは何なってんだ?」
とか

 

「なにやってるんだか・・・」
と感じている人もいます。

 

このような考え方は
自分の生き方が正しいと感じている反面、
他人の生活を羨ましがっています。

 

それは実際に口に出なくても
心の中で潜在的に思っているかもしれません。

 

あなたもこのような感情に
身に覚えはありませんか?

 

僕も過去に何度もこのような感情になったことがあります。

 

他人を卑下して自分は正しいと思い込みたいのですが、
どこかで羨ましいと感じているのです。

 

いくつか例をあげます。

 

例えば・・・

いつまでも結婚しない人の対して
「あいつまだ結婚してないんだって」
→実は自由で羨ましい

 

仕事に没頭している人の対して
「そんなことばかりして人生楽しい?」
→実は夢追っていることが羨ましい

 

上京して頑張っている人に
「あいつは金の亡者になった」
→お金があって羨ましい

 

いつも飲み歩いている人に
「向上心がない」
→友達がいて羨ましい

 

このように思ってしまうことはありませんか?

 

これは人生において、
あなたがどこに価値を置くかで
考え方が違ってきます。

 

ちなみに理解がある人は
どこに自分の価値を置いたとしても
相手の考えを受け止めることができます。

 

例えば健康に関して言うと、
どの箇所の健康に関して重点置いているかで
食べるモノが変わってきます。

 

脳に良い食べ物を食べれば、
アルツハイマーは防げるかもしれませんが、
胃腸を改善することはできません。

 

胃腸にいいとされる食べ物は
十二指腸潰瘍は改善するかもしれませんが、
美肌を改善することはできません。

 

他にも脳に良いと言われている食べ物が
実は胃腸には悪かったり、

 

逆に美肌に良いとされるものが
脳に悪かったりする場合があります。

 

癌に効くという食べ物も
逆に脳に悪かったりします。

 

つまり食事も薬と似ていて
人によっては微弱な副作用のある食べ物もあるのです。

 

先ほどもいいましたが
物事はトレードオフですので、
全てを手に入れることはできません。

 

それではどうすればいいか。。。

 

要は、どの程度を許容範囲として考えるかが重要になります。

 

下記の画像を見てください。

 

たとえば、あなたがダイエットをメインにして
さらにアルツハイマーなどを懸念して
食事を摂取しているとしたら

 

青丸に近いのような位置になりますが
逆に美肌を意識してさらにガンなどの病気を意識しているのなら
赤丸のような場所になるかと思います。

画像①

これは考え方が人それぞれ違うため、
どこに重きを置くかで微妙に点の位置が変わってくると思います。

 

ですが、誰でも癌になりたくないですし
誰もがアルツハイマーになりたくないですし
誰もが綺麗でいたいと思います。

 

なので、片方を完全に無視した食生活という
アンバランスな食事の方法は取らないはずです。

 

つまり、全体的な健康を考えて食事を取るのなら
各項目の許容範囲を決め、バランスを考えて

 

下の図の中心に近くなるように、
円の範囲内に収まるような食事を取るはずです。

 

画像②

このような図はビジネスでも良く使われる
ポジショニングマップと呼ばれるものです。

 

これは人生でも全く同じことが言えます。

 

例えば、自分の人生において
家族や思い出を主に考えているのなら青丸。

 

夢があってビジネスをしたい
と考えている人は
赤丸に近くなると思います。

 

画像③

ですが、誰しもがこれほど極端に
考えることはしないと思います。

 

おそらく、この位置にギャップがある人ほど
お互いに反発しあってしまうのだと思います。

 

上の画像の場合がいい例で、
仮にこの場合、青丸の人が
地元で家族や友人を大事にして人生を送っている人で

 

赤丸が自分の夢を追いかけて
自分でビジネスをやっている人だとしたら

 

共通点がなく、
あまりにもギャップがあるので、

 

おそらく共感できず、理解できずに
お互いを罵倒してしまいます。

 

ですが実際に
夢を追ってビジネスをしていても
家族のことはちゃんと考えますし、

 

夢よりも思い出に重点を置いている人でも
やっぱりお金は必要です。

 

これは究極論ですが、
あまりにも極端に自分のことばかり考えている人は
殺人を起こしてしまう可能性がありますし、

 

逆に家族のことばかり考えていては
自分を犠牲にして心が病んで自殺してしまうかもしれません。

 

画像④

なので下記の画像のように、
無意識的に許容範囲を決めている方が多いと思います。

 

円の中に収まれば収まるほど
他人の気持ちも共感できるようになります。

 

ちなみに投資家やビジネスで成功している人などは
左下の方に位置しやすいため、

 

あまりに右側にいる人には共感できなかもしれません。

 

画像⑤

もしあなたが誰かを馬鹿にしたり、
卑下したりしたくなったら、

 

このようなマップを頭に思い浮かべて
自分だけが正しいのではなく、

 

いろんな考えの人がいて
いろんな現実を持った人がいることを
思い出してください。

 

それでは今日はこの辺で

 

大矢