こんにちは
大矢祥一(おおやしょういち)です。
あなたは最近、
横断歩道を渡る際に
信号無視をしている人を見かけますか?
おそらく通勤中かと思われますが、
特に20代の若い人たちよりも、
40歳、50歳の男性が
信号無視をしているところを
見かけることが多いように感じています。
もちろん男性だけではなく中には女性もいます。
あなたはこれから、
その人たちをよく観察してみてください。
その人たちは幸せそうに見えますか?
たぶん幸せそうに見えないと思います。
むしろ今にも自殺してしまいそうな
不幸そうな人が多いと感じることもあるかもしれません。
いつも信号無視をする人と、
信号無視している人がいる中でもきちんと信号を待つ人・・
もしこの2組に
「今、幸せですか?」
とアンケートを取ってみたとしたら、
きっと面白い結果になると思います。
そして、
あなたは歩いていて道を譲らない人を
見かけたことはありませんか?
堂々と道幅を占領して歩いていたり、
歩行者を妨げて自転車で突っ走ったり、
対面歩行者がいるにも関わらず、
自分が正しいと言わんばかりに堂々と道のど真ん中を歩く人
この人たちも同じように観察してみてください。
きっと幸せそうには見えないはずです。
道を譲る人と譲らない人。。。
この人たちにもアンケートを取ってみても
面白いと思います。
最近のニュースで、肩がぶつかったという理由で
相手の目を刺して失明
させてしまうという悲惨な事件を耳にしました。
私も昔歩いていて肩がぶつかることが何度かありました。
その時の相手は決まって40歳以上の男性でした。
若い人は1人もいなかったのです。
振り返ると、その人たちはどこからどう見ても
幸せそうには見えませんでした。
また、並んでいる列に割り込みする人もそうです。
思考が短期的で、そのときは満足するかもしれないですが、
そんなことを続けていれば長期的には必ず損をします。
必ずです。
最近多いあおり運転に関しても同様です。
あおり運転をしている人や、
実際に逮捕された人たちを見ても
それまで幸せだったようには見えません。
もし日々の生活の中で、
あなたが彼らと同じような行動をしているのなら
おそらく今、幸せではないでしょう。
そしてその行為を繰り返しているうちは
決して幸せになることはないと思います。
ではなぜそのような人たちが幸せに見えないのでしょうか・・
これにはある法則があります。
もし今日からあなたがこの概念を知ってしまったら、
もう知る前のあなたには戻れないかもしれません。
きっともう信号無視をすることもないと思います。
道を譲らないなんてこともなくなると思います。
列に割り込む事もなくなりますし、
あおり運転もしなくなるでしょう。
それは提供の精神(ギブの精神)という概念です。
ここで一例をご紹介します。
年収が高い人の共通点を調査していたある団体が
「提供の精神がある人ほど年収が高い」
というデータ結果を導き出しました。
この法則に最初に気づいたのは
一日の交通量調査を行なっていた調査員だそうです。
後の詳しい調査で明らかになったそうですが、
年収の高い人が乗っている車というのは
道を譲ることが多いらしいのです。
例えば渋滞が発生しているとき、
脇道から車が入ろうとした時に道を譲る車には
高級車が多いことが明らかになっています。
そしてさらに、
その道を譲った方たちの追跡調査を続けていくと、
その人たちの行動パターンが見えてきたと言います。
その人たちはとにかく
人に何かを与えるという行動パターンが多く、
自分が何かをもらうということを一切しないらしいのです。
「それはお金を持っているからその余裕があるんだ」
「そんなのたまたまで後付けだろ」
という声もあるかと思いますが、
やはりそのような行動から幸せを導くということが
大事なのだと僕は思います。
「GIVE&TAKE」(アダム・グラント著)という本があります。
良書ですのでぜひ一読してみてください。
この本のサブタイトルにもあるように
与える人ほど成功する時代なのです。
この本の中で紹介されている
「ジョージ・マイヤー」という方がいます。
マイヤーはギバー(与える人)として紹介されています。
この方は、あの有名なザ・シンプソンズというアニメを立案し大成功されています。
マイヤーが自身で日々大事にしている社会生活のルールを4つ持っているそうです。
①遅刻しない
②努力を惜しまない
③人に親切にする
④道に外れたことをしない
です。
僕の尊敬する大好きな先輩も
かなりの提供心がありました。
その影響なのか最近では僕も、
常に「提供」という気持ちを意識して
行動するようにしています。
今ではこの気持ちを掲げていないと、
自分自身人間として恥ずかしいと
感じるようになりましたし、
提供の精神によって
人を見る目を養えるようになりました。
与えられて「ラッキー」と思うのではなく、
与えられたら必ずそれを誰かに与え返す
という習慣をつけることが
幸せになる第一歩なのではないでしょうか。