GIVE&TAKE【成功者が絶対にやっていること】WEBで生きていくためのビジネスマインドセット

今回は
「与える人間こそ成功する」
というテーマでお話していきたいと思います。

ビジネスとしての常識

この、与える人間が成功する、ということなんですが、
これはビジネスをする上では、もう必須要素になっています。

この、与える人間になることができれなければ、
収入はまず入ってくることはありません。

簡単にいうと
世の中には与える人間と、奪う人間に分かれます。

よくギブ&テイクという言葉がありますが、
与える人間をギバー、逆に奪う人間をテイカーなんて言ったりもします。

今回お話する「与える」というのは
ビジネスとして価値を与えるという意味になるのですが、
この価値が相手に伝わった瞬間にお金が入ってくるようになります。

この価値というのは何かというと、
要は相手が困ってること、悩んでいることで
こういった部分を解決することによって、
信頼構築が積み上がっていくんです。

信頼という残高が入って来るようになります。

例えば銀行でも同じように、
口座にお金がなかったら、
引き出すことが出来できませんよね。

ですが、銀行口座に預金がどんどん貯まっていけば、
いつでも好きな時に、自由にお金をおろすことができますよね。

その、お金に変わるものが信頼残高なんです。

信頼残高をどんどん増やすことによって、
信頼を積み重ねていくことによって
いつでも自由な時に、好きなだけ下ろすことが出来るようになります。

その根源になるのが、
この『与える』というものになります。

ここでポイントとなるのが、
単純に1対1の関係ではないということなんですよね。

誰かのためにGIVEする

これは少しスピリチュアルな話になってしまうのですが、

例えば A さんと B さんがいて、
あなたが A さんにばかりにギブしているとします。

この流れからいくと、
普通はAさんから収入が入ってくると思いますね。

ですが面白いことに
Aさんに与えたことによって
B さんから返って来るということがあるんですよ。

これは普通に考えていると少し理解しにくいと思いますので
1つ例を挙げてお話します。

これは僕のメンターというかビジネスの先生が
カナダに住んでた時のお話なんですが、

その方は誰も知り合いのいないカナダに
カバン1つだけ持って行ったらしいんですよね。

これはかなり昔のことなのですが、
当時、その先生のさらに先生がカナダにいるからといって
その人を追いかけるために単身、向かったらしいんです。

で、カナダの人たちというのはすごく面白いらしくて、

例えば、カナダに住み始めて1年目の冬に
知り合いのカナダ人が
「カナダにきて今回が初めての冬だよね」
と言ってきたらしいんです。

で、その先生が
「ああそうだよ。」
と答えると、
「カナダはすごく寒いから手袋あげるよ」
とか、
「マフラーあげるよ」
とか、自分が使っているものをどんどんくれるらしいんですよ。

「寒いから持っていきなよ」
「返さなくていいから」
と言っていろいろとくれるらしんです。

しかも、「お返しもいらないから」と言うんですよ。

で、最後に
「今僕がしたことを、次の誰かにしてあげて」
「誰か困ってる人がいたら、同じようにしてあげて」
と言われたらしいんです。

そして、その先生もその彼と同じようにカナダに来た人たちに、
同じことをしてあげていったらしいんですね。

自分が使っているものをあげたりとか、
困ってるときに助けてあげたりとか。

で、ちょうどその頃、先生の同じ中学校の同級生が、
たまたま同じ時期にカナダに来たらしいんです。

実は、カナダへ出発する寸前に彼と一度会っていて
「今度カナダ行くんだよ」と伝えていたのです。

すると、
「えーそうなの!実は僕もカナダに行くんだよ。いつから行くの?」
「4月からだよ。」
「いや僕も4月だよ」
みたいな感じになっていたらしんですよね。

ただその先生はカルガリーというところに住んでいて、
その友人はトロントというところに住んでいたらしいんですよね。

カナダってメチャクチャ広いので調べてもらうと分かるんですが、
距離で言うと、その友人とは日本以上に離れていたんですよね。

イメージ的には地球の反対側なんですよね。

で、その友人はツーリストという仕事をやっていて
ツーリストというのは、季節商売なんです。

繁忙期と閑散期という言葉がありますよね。

そうすると閑散期は仕事がないので
日本へ帰ったりしなくてはいけなくなるそうです。

なのでツーリストをやっていると
一年間ずっとカナダでは過ごせないんです。

それでその友人は仕事が無くなってしまったらしいんです。

で、その友人が先生のところへ
「どうしよう」と
相談してきたので、
「じゃあもう反対側だけど来る?」
と、誘ったらしんですよね。

で、その友人は飛行機に乗って
当時付き合っていた彼女と一緒にその先生の元へ来たそうです。

それからその先生は、
彼に仕事も用意してあげて、
車も用意してあげてという感じで、
全部用意してあげたらしいんですよ。

ただ、その友人は英語が喋れなかったらしいんですね。

ツーリストの仕事では日本人を相手にしていたので、
英語が喋れなかったらしいんです。

なので、
先生が銀行口座を一緒に作りに行ってあげたりとか、
住む家を一緒に探してあげたりとか、
電話線の契約をしてあげたりとか、
何から何までやってあげたらしいんです。

でも、先生はその友人に対して
お礼を求めることはしなかったと言います。

それは、過去にカナダへ来た時に一人で不安で、
今までに色んな人から助けてもらっていたので
それを、彼にしてあげただけだと言っていたんです。

そして、今度は先生がその友人に
「お礼はいらないから」
と、言ったらしいんです。

「困ってる人がいたら、今回のようなことを誰か別の人にしてあげてね」
と伝えたらしいんですね。

「何かもらったらお返しする」は嘘

この話からもわかる通り、
どんどん良いサイクルが生まれてますよね。

今回のこのお話はビジネスでも同じように繋がるんですよ。

例えば困ってる人を助けてあげるでもいいですが、
それに対して見返りは求めないんです。

特に日本人っていうのは何かしてあげると、
何かスケベ根性が出ますよね。

なにか返してもらわなくちゃいけないとか思ってしまいませんか?

小さい頃に
「何かもらったらお返しするんだよ」
って言われて育てられてきましたよね。

だから余計に、
「なにかしてあげたら返してくれるのは当然でしょ」
っていう風習になってしまってるんですよ。

でもその考え方では、
逆に返してもらうことを前提として
行動するようになってしまうんですよ。

で、逆にお返しされないと
「あいつは嫌な奴だ」
って思ってしまいますよね?

「あれだけやってやったのに礼儀知らずだ」
とか、
「失礼な奴だな」
とか思ってしまいますよね。

そうすると、
「どうせあいつはもうお返ししないから、もう何もやってあげない」
とかそういった流れになってしまうんです。

でもそうなってしまったら、
どんどん悪循環になっていってしまいますよね。

そうではなく、
相手がしてくれたことは別の誰かにしてあげる、
という思考を持つが大切なんです。

要するに、見返りを求めない、ってことです。

そうすれば、たとえ相手が何もお返ししなくても、
別にストレスになりませんよね。

なので、どんどん与える人間になってほしいと思います。

つまり、大事なのはお金ではないということなんですよ。

困ってる人に出会ったら
まずは、その困ってるものを解決してあげる、
っていうだけなんですよね。

もちろんそこで、お返しが来るかもしれない。

でも、お返しが来るか来ないかは自分が決めるのではなく
相手が決めることですよね。

ビジネスというのは、
基本的に何かを相手に提供するから成り立っています。

そして提供したことによって
対価交換として、お金が入って来るんですよ。

要は、与えられる人間にならないと、
お金は入ってこないということなんです。

そして、奪うような人間というのは、
いずれ自分も奪われていってしまいます。

必ず自分に返ってくる

例えば、何かを買ってもお金を支払わないとか、
そういったことをする人は、
必ず自分が逆の立場になった時に同じことをされてしまうんです。

必ずビジネスは与えたら与えられる、
奪ったら奪われるという因果関係になっています。

これは現代において、
ビジネスの基本的かつ重要な考え方になっていて、

昔から経営をされている方たちにとって、このお話は常識となっていて
皆さんは常に意識して行動しています。

なので、絶対に奪うという行為だけはしていません。

「困っている人を助けても見返りを求めない」
ということを、日ごろから実践しているということなんです。

そうすると相手が
「今は何に困ってるかな?」
っていうところに、自然とフォーカスすることが出来るんですよ。

自然と目が行くようになるんですよね。

つまり、そこで困っていることに対して
何か解決できるものを提示すればいいじゃないですか。

商品を提供してそれで終わりではないんですよね。

そういった考えの人は、
ビジネスがもう一回こっきりの関係で終わっちゃうんですよ。

独立起業しても稼げない人だったり、
倒産していく人というのは
必ず奪うという行為をどこかでやってしまっているんです。

常に相手に対してケアをして、
「次に困ってることはないかな?」
「次の願望は何かな」
と考えていけば、
新たに次の商品も売れますし、
お客さんとも長い関係が続きますよね。

基本的に新しくお客さんを集めてくるって
労力もお金も時間もかかるものなんです。

ですが、
その1人のお客さんを丁寧に丁寧にケアしていくことによって、
長い関係で、また次の商品も買ってくれる
という風になっていくんですよね。

そうすると労力をかけずに
自然と収入も上がっていくようになるんですよ。

もちろんお金を目当てにしてケアするのではなくて、
まずは
「困ってることは何かな?」
という感じです。

結局お客さんは商品ではなく
望んでる結果が欲しいだけなのです。

ということは現在困っていることに対して解決できるものを、
どんどん提案すればいいだけなんですよね。

そうすれば、
いずれはいろんなタイミングでいろんなところから、
収入が入ってくるようになりますので、
とりあえず今は、焦る必要はありません。

見返りを求めずに、
常に与えるという考え方が出来るようになって
さらに自然と行動できるようになれば、

お客さんとの関係も長く続いて
知らず知らずのうちにビジネスも発展していくようになります。

なので、このベースとなる考え方を、肝に銘じておいてください。

この思考が、
今後、経営者としての器の大きさになってきます。

GIVEする人の器

逆に、この器が小さいうちにお金を受け取ってしまうと、
受け入れきれずに失ってしまうだけなので、
器を大きくしていくという作業が必要になってくるんですよね。

器の大きさというのは
あなたがどのくらいの価値を与えることができるかを量るものであって、
さらに言い換えれば、対価として受け取れる量をはかるものでもあるんですよ。

要は、与える量が少ない人は受け取れる量も少ないですよね。

なので、
逆に言えば与える量を増やしていけば、
受け取れる量が増えてくわけなんです。

どんどん広がっていって
キャパシティが増えていくんですよ。

そうやって受け取れる器が大きくなれば、
お金が入った時に破産しないんですよね。

ただ、これが、器が小さい間に大量のお金が入っちゃうと
溢れてこぼれていきますよね?

だから破産してしまうんですよ。

ただ、いきなりたくさんのお金が入るなんてことは、
宝くじで当たらない限りなかなかないじゃないですか。

であれば、まずは与えるということをやってくしかありません。

そうやって器をどんどんどんどん大きくしていけばいいんですよ。

成功できる人は一割もいないという話がありますが、
つまり本当に「与える人」が1割しかいないということでもあるんです。

この考えさえ外さずにいれば、
どんどんお客さんにも喜ばれるし、サービスも提供できるし、
そしてそれがお金になって返ってくるかも知れませんよね。

ただし与えるという行動にもポイントがあります。

どんなに与えても「意味がない」というか、
「与えても無駄な人」というのが存在します。

つまり、
奪おうと考えているような人間にひたすら与えつづけても、
一向に収入は入ってこないんですよ。

なので、
ここはしっかり相手を見極めて与えていく必要があります。

もちろん先ほどのカナダの話みたいに、
そこでビジネスをするというわけでなければ、
選ばずに誰でもいいと思います。

ですがお客さんの中にも
お金を払う意思のある人と
そもそも払う気がない人がいる
ということは覚えておいてください。

ビジネスとして、お金に換えるとなれば、
しっかりと見込み客を見極めて、
そこへ与えていくことができる人間になることが必要になってきます。

ここを外してしまうと、
ただの良い人になって終わってしまいます。

まずはあなたの周りのギバーとテイカーを探してみるのも面白いと思います。

ぜひこのマインドセットを根源として行動してみてください。

それでは今回のお話はここまでになります。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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