今回は
「失敗は存在しない」
というテーマでお話していきたいと思います。
失敗という概念
あなたは失敗することに恐怖を持っていますか?
失敗することの恐怖というのは
やっぱり誰しもが持っているものだと思います。
例えばサラリーマンを辞めて独立するときに
「失敗したらどうしよう」
って誰もが思いますよね?
全財産無くなってしまうかもしれない・・・
ホームレスになってしまうかもしれない・・・
結局そういった気持ちが
行動することへのブレーキになってしまうんですよね。
でも、ほとんどの場合はその恐怖を取り払う為に
事前に貯金しておこうとか、
事前に勉強して学んでおこうとか
事前にプランを立てておこうとかって
要は、結果を先回りするわけですよね。
その恐怖に対する対処法を打つわけじゃないですか。
このように予測できる事態を事前に防げるかというのは、
とても重要になってきます。
ただし、
これでも「失敗したくない」という気持ちは、
まだ、どこかしらに残ってますよね。
いくら対処法を打ったとしても、
今回お話する概念を知っておかない限り、
これからずっと失敗に怯えてしまいます。
ですが、今回のお話を聞いてしまえば、
今後もう失敗が怖いと感じなくなると思います。
そうすると、
どんどん行動することが出来るようになるんですよね。
では、その話というのは何なのか・・・
それは、そもそも失敗という概念は
存在しないのということなんです。
というのも、
結局、自分が失敗と決めてしまえば、
失敗っていう箱に入るだけなんですよ。
要するに、行動して結果が出た、
その結果が良ければ成果になったり、
それが悪ければ改善すればいいだけの話なんです。
行動した結果、
仮にそれが上手くいった時には成功ですよね。
要は成功か失敗かという括りで言えば、成功です。
そして、成功すれば「やったー!」という話になります。
失敗とは何か?
では失敗というのは何なのか?
上手くいかなかったから失敗?
成果が出なかったから失敗?
自分が想像してた結果を得られなかったから失敗?
たとえそうだったとしても、
これはあなたが勝手に失敗したと定義してるだけなんですよね。
例えば広告を出したとします。
でも一件しか反応がありませんでした。
これを成功と捉えるか失敗と捉えるか、
という話なんですよ。
例えば、これを失敗と捉える人は、
もう怖くて二度と広告を打つことが出来ないんですよね。
でも逆にこれが、一件でも反応があったことで喜ぶ人というのは、
「じゃあこれからどこを改善していこうか」
「キャッチコピーを改善しようかな」
「本文を改善しようかな」
「オファーの部分を改善しようかな」
という風に、次へ繋げることができるんですよ。
広告を出して一件しか反応がなかった、
という同じ出来事なのですが、
解釈次第で次に繋がる人もいれば、
もう二度とやらない人もいるんです。
この2つの違いというのは、
今回の出来事を、その人の中で「失敗」という棚に入れてしまうかどうかなんですよ。
要は、終わった出来事として、失敗という棚に入れることによって、
「もう広告はやらない」
という風に決めてしまっただけなんですよ。
これはかなりもったいないというか、
そんな考え方をしていたら、
もう行動範囲が狭くなっていきますよね。
失敗を恐れてしまうことによって
やれることだったり、出来る事がどんどん狭くなって、
最終的に何も出来なくなってしまうんですよ。
なので、この失敗という概念は、まず存在しない、
そして失敗と決めるのは自分じゃない、ということを
今回覚えておいてほしいと思います。
失敗は誰が決める?
失敗というのは自分が決めるものではないんですよ。
仮に失敗したと思えば
それをベースに改善していけばいいだけなんです。
なので、成功と失敗という考え方ではなく、
成功と改善という考え方を持ってみてください。
何事もそうですが、
苦しくても継続することで必ず成果が現れるものなんです。
そして行動しながら成果が出た、
もし成果が出なかった時は改善する、
もう、この考え方だけなんですよ。
以前にもお話しましたが、どんな優れた人でも百発百中というものはないので、
ビジネスの世界では、十発二中くらいに思っておいてください。
10回行動すればだいたい2回成果が出る、
10個の事をすれば2つうまくいく、
そしてその2つを徹底的にやりこんで
どんどんどんどん精度が上げていくんです。
もしこれが2という数字から5という数字に上がったとしたら
それはもうあなたのスキルとして身についているという証拠なんですよね。
つまり、スキルをアップすることによって、
どんどんどんどん精度と確率が上がっていくということなんです。
そしてポイントとなるのが、
先ほどの広告の話で言うと
見込み客の現実をしっかり把握するということが重要です。
常に把握しておけば外すということが減ってきますので
そうすれば、広告を打っても毎回必ず回収出来るようになります。
ここはもう回数を重ねて学習して、
スキルに投資していくというだけなんですよね。
そして仮に反応が悪かったとしたら、
「どうすれば改善してよくなるのかな、」
という感じで考えていけば、
今後どんどん上達することが出来ます。
独学が失敗の種
あなたは今まで、失敗をどのように考えてしましたか?
失敗することに抵抗を感じていましたか?
失敗したら投げ出していましたか?
うまくいかないことが続いてしまうと、
どうしてもイヤになって継続することができないなんてことが
今までにあったんじゃないかなと思います。
例えば、お金もしくは時間、労力を投じたにも関わらず
上手くいかなくて精神的なショックを受けてしまったとか。
で、
「これから何しても無駄なんじゃないかな」
と思う事もあると思います。
実際に僕も昔同じ気持ちになって
行動できなくなってしまった時期というのがありました。
今成功している人たちも
過去に同じようなことが1度はあったというお話をよく聞きます。
ですが、それは、その時に独学でやっていたからなんですよ。
基本的には上手くいくパターンや流れというものがあるので、
それを知らずに、闇雲に色んな事に手を出すと、
上手くいかない確率が高くなりますよね。
というのも、
ほとんどの人はやったこともないことを初挑戦していくわけですよ。
それを手さぐりで時間をかけてやっていくよりは
すでに経験がある人に聞いてしまえば、
それが上手くいくのかいかないのかがやる前に分かるんですよ。
例えば、誰がやってもうまくいかないものというのが必ずあります。
でも、そういうものは独立したばっかりだと分からないじゃないですか。
とくに初心者はその事が分からないので
どうしても手を出してしまうんですよ。
そして結局は、
「駄目だった」
とそこで初めて気づくんです。
そうすると、お金も労力も時間も、全部無駄にしてしまいますよね。
でもこれが、すでにやったことがある人を先生につければ、
その無駄な時間をショートカット出来るんですよね。
「テスト」が失敗をなくす
そしてもう一つポイントがあります。
おそらくこれから、
「多額のお金を投資して失敗したら怖い」
という場面が来ると思うのですが、
まず初めのお金がない時は
労力を使って反応率を見るということが重要になります。
そして反応率が見えて、「イケる!」
と確信した段階で、お金を一気に投資していくのです。
ただ基本的には
お金を投資することによってビジネスは加速していく傾向にあるので、
初めのテストの段階で、少しでも投資できる資金があれば、
まずは小さい資金で反応率を見ながらテストしていき、
そこで反応が出たら金額を大きくしてみる
というのがビジネスの大きな流れなんですよね。
この反応率を見る前に
いきなり投資したら、
どんなに大金を持っている人でも怖いんですよ。
例えば、無くなってもいいくらいのお金、
小資金でテストをして、そこで反応率を見ることができれば、
もうそもそも失敗という概念が無くなるんですよね。
というのも、
テストして一万円出したら二万円になった
ということが分かれば、
数字を100倍にして100万円出したら
200万円になるわけじゃないですか。
これを分からずに、
いきなり100万円を投資したら10万円になってしまったとか、
極論ゼロになってしまったというと恐ろしいですよね。
最初にあった100万円という資金が、
もう使えなくなってしまうじゃないですか。
なので、初めはほんとに小さいお金でいいんです。
極論を言ってしまうと
飲み代くらいでもいいんですよ。
それでテストが出来れば全然いいですよね。
ということは一回分の飲み代が
将来を変えてくれる可能性があるという事なんです。
それをみんな飲み代をケチって労力でやってしまっているんですよ。
数千円・数万円のものをケチって労力が増やすくらいなら、
一日我慢すればいいだけなんですよね。
まずはテストしてみる。
そして、そこで反応率が分かったら
そこで資金を投ずる。
こういった形で、物事には段階とか、
ベストなやり方というのがあるんです。
この概念を知らずに、
闇雲に手を出すから、
失敗の確率も当然のように上がってしまうんですよね。
そうすると、時間も失いますしお金も失ってしまって
無駄なことだらけですよね。
結局は独立起業において、
タイムリミットは貯金額なんです。
貯金が小さくなればなるほど
恐怖に苛まれて(さいなまれて)思考が停止していきます。
そして結局は貯金がゼロになる前に
また再就職先を探すようになるんですよ。
そうなったら独立期間なんていうのは、
一瞬で終わってしまいますよね。
さらにそこで、
独学をして無駄な時間ばっかりに労力を費やしていたら、
自分の夢を叶えるという部分がどんどん短くなっていくので、
自分で自分の首絞めているようなものなんですよね。
なので早く成果を出したければ、
メンターを探すだとか、
アドバイザーをつけるのが一番早いんです。
やっぱり一人では不安だと思いますし、
それこそアドバイスがないと
真っ暗闇の中を一人で歩いてるという感覚になってくるんですよね。
しかも1人でやっていると気持ちも分散しがちですが、
成功している人にアドバイス1つもらえるだけで、
「ここだけに集中すればいいんだ」
というのが分かってくるものなんですよね。
これは、その人が失敗した時間を買ってるようなものなんですよ。
結局、何度やっても成果が出ないと、
「ああ俺ってやっぱりダメな人間なんだ。
やっぱりサラリーマンの方がいいのかな」
という考え方になってしまうんですよ。
負のスパイラルに入り込んでしまうんです。
成果を出すということは
自分にどれだけ自信をつけることができるか
ということなんですよ。
不安に襲われたときの対処法
ちなみに精神と身体というのはリンクしてるので、
不安に襲われたときというのは
身体に影響が出てきます。
逆に言うと身体の状況が悪いと
精神の状態も悪くなると言います。
なので不安や恐怖を取り除くというか
メンタル面で強くなるには
運動や筋トレがいいと言われています。
これはどういうことかというと
簡単に言えば、アドレナリンを出せばいいだけなんですよ。
アドレナリンが出ることによってやる気が出たりとか
モチベーションが上がったりということになるんです。
極度の無理を掛けてはいけないんですけど、
筋トレする時間がないとか、ハードな運動はキツイというのであれば
ウォーキングだけでもいいです。
特に朝のウォーキングがいいとされていて、
朝日を浴びることでメンタルも安定します。
また、
食事でいうとキムチを食べるとアドレナリンが出ると言われています。
キムチの主原料の一つである唐辛子には、
<カプサイシン>という成分含まれていて
体内の脂肪を燃焼させるアドレナリンの分泌を促してくれると言われているので、
ぜひ試してみてください。
あとは、どんな人でも下を向くと気分が落ち込んできてしまうので
気分が落ち込んだ時は、特に空を見上げることですよね。
これだけでも全然変わってきます。
なので常に、空を見る癖をつけておくというのがポイントです。
1つ1つが小さいことに聞こえますが、
こういったことも、全体のパフォーマンスを上げるための
非常に重要な要素になります。
このように、
独立というのは、アイデアだけではないんです。
やっぱり感情面、精神面がかなり影響するんですよね。
なので、そういう身体の使い方も意識しながら、
不安というブレーキを取り除いて、どんどんどんどん行動していく
ということが重要になってきます。
今回のマインドセットである、
「失敗は存在しない」。
失敗ととらえずに
改善すればいいだけなんですよ。
そして、今現在どんなに成功してる人でも
改善を繰り返してるから、
成功してるように見えてるだけなんです。
はた目から見たら失敗してることも結構あるんですよ。
でも、そこで諦めずに次、次、次って改善してるから
成功してるだけなんですよね。
というのも、上手くいってる人が、
「俺は失敗ばっかりしてるよ」
なんて言わないじゃないですか。
基本的に
「俺は成功してる!」
としか言わないですよね。
そういった表面しか見ていないから、
「自分が駄目なんだ」
と思ってしまうだけなんですけど、
みんな過去に必ず失敗しているんですよ。
ただそれを言わないだけなんです。
そして、上手くいく人は失敗という概念がなくて、
改善してるだけなんです。
なので、このマインドセットを持っておけば、
もう失敗という概念が無くなります。
そうすればすぐさま行動に移せるようになりますよね。
このマインドセットを掲げて、
不安を解消して、どんどん結果を出していってほしいと思います。
それでは今回のお話はここまでになります。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。