ネットショップで売り上げアップにつながる考え方~副業か?本業か?~

副業か?本業か?

 

ネットショップをしている方の中には、本業のお仕事をしながら、副業で商品を制作したり、仕入れなどをしている方もいれば、ある程度収入が安定してきて、ネットショップを本業としている方も中にはいらっしゃるかと思います。

私自身も本業を続けながらハンドメイドジュエリーのデザイナー兼、クリエイターを続けていました経験があります。

本業としてネットショップをするか、それとも会社員を続けながら副業でネットショップをするか・・・どちらがいいという答えはありませんが、それぞれにメリット、デメリットがありますし、リスクもあります。

今回はそのリスクについてお話したいと思います。

 

ミシガン大学の心理学者クラムド・クームスという方が提唱するリスクの「ポートフォリオ」という概念があります。

この「ポートフォリオ」とは投資の世界をはじめ、様々な分野で用いられる言葉です。

ここではリスク管理として認識してもらうと分かりやすいと思います。

投資の世界ではリスクについてよく、「卵」と「カゴ」の話に例えられます。

卵を1つのかごに入れてしまうと、そのかごが落ちたときに全ての卵が割れてしまいます。

ですが、1つずつ違うカゴに入れておけば、たとえ1つのカゴを落としてしまっても、もう一つのカゴに入っていた卵は安全です。

このように、資産家もみずからの資産をさまざまな種類の金融作品に分けて投資することで、リスクヘッジ(リスクの回避)を図っているのです。

そして、あらゆる起業家は一見リスクをとっているように見えますが、成功するまで徹底的にリスクを回避していたというのです。

 

例えば副業をしている方の場合です。

副業でリスクがある行動をとろうとした時、本業では慎重になることによって全体的なリスクのバランスをとり、精神的な安定を図るといったやり方です。

もしあなたがネットショップを副業としていて、まだ収入の安定がしていない場合は、本業で確実な行動をとることをオススメします。

それは精神的、金銭的の両方の安定を得て、副業のパフォーマンスが上がるとされているからです。

 

かの有名なGoogleの創設者、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの2人も、Googleを立ち上げるまでは、この方法を取り入れていたと言います。

Appleの共同創設者のスティーブ・ウォズニアックや、Microsoftのビル・ゲイツでさえも同様にです。

 

逆に失敗している起業家ほど一発勝負のギャンブル的な考え方をしていて、リスクを多くとっていると言います。

ですので、たとえ少しの収入が入って来るようになったとしても、安定するまでは本業を大切にして、嫌いな上司やムカつく先輩がいたとしても、気に入らない仕事を任されているとしても今の本業を辞めてしまうのは、やはりお勧めできません。

 

恥ずかしながら私も昔、デザイナーとして食べていくと決心した当初、長く務めた会社を辞めました。

しかしその後しばらくは、とても辛い日々が続きました。

せめて、ネットショップとしての収入が、本業の収入の2倍になり、その収入が3ヶ月間続くまでは辞めるのはオススメしません。

自分だけならまだしも、あなたの大切な人まで巻き込んで苦労させることになってしまいかねません。

後悔しないよう、よく考えてから決断するようにしてください。

ネットショップで必要なこと

ネットショップを続ける上で絶対に必要になってくることが「ブランディング」をすることです。

おそらくブランディングをしなければ、これからネットショップの業界だけではなく、何かを販売するという商売の世界で生きていくことは難しいです。

多くの人に作品を知ってもらい、そして多くの人に購入してもらうには、まずはあなたのことを知ってもらう必要があります。

ネットショップの売り上げアップのためにも、今から少しずつブランディングについて知識を深めていきましょう。