10000時間の法則と睡眠

10000時間の法則

こんにちは
大矢祥一です。

 

あなたは
『10000時間の法則』
というものを聞いたことがありますか?

 

この法則は、人が何かで成功するには
「10000時間の努力を要する」
というものです。

 

在米ジャーナリストの
マルコム・グッドウェル氏が
提唱したことで有名になりました。

 

もし、今のあなたの状況が
芳しくないと感じているのなら、
逆転して理想的な素晴らしい人生を送るために、

 

仕事を趣味と置き換えることができるくらい
没頭して学び続けたいと思える分野を
作ることが大切になってきます。

 

あなたがこれからハンドメイドの業界で
ある程度やっていくと決めたのなら、

 

制作や販売に関しての知識や技術をつけることに
10000時間投資する必要があります。

 

①500時間

その分野における学びが500時間の場合、
この時点ではまだインプットの量が少なく、
それに伴ってアウトプットの質もまだ悪い状態。

 

ここをクリアするのに
1年~1年半くらいの期間を要する。

 

②1000時間

そしてもっとハンドメイドについて追求したい場合は
学びやインプットに1000時間を投入する。

 

ここでようやく全体像がしっかり把握できるようになる。

 

一つの分野に1000時間費やすと
その分野では60%~70%くらいに入れる。

 

ここで約2年から~3年の期間になる。

 

③3000時間

さらに集中して3000時間を投入することができれば、
この時点でアウトプットもかなり安定し、行動の質も高くなる。

 

そして応用知識も高くなり、
一段上の知恵も出てくるようになる。

 

かなりの自信をつけることができるようになり、
県内でトップクラスになれる。

 

ここまで6年~8年ほどかかる。

 

④10000時間

さらに制作や販売に10000時間を費やすと
独創的な考え方が持てるようになり、
全国でトップクラスになれる。

 

技術面でも精神面でもプロレベルなることができる。

 

そのためには20年~30年かかる。

 

これらの数字はあくまでサラリーマンが
休日のみ対応した場合を想定しています。

 

日々のメインの仕事が
ハンドメイドに携わったもので成り立っているのなら
このスピードは、さらに増すことになります。

 

休日どころか平日も実施してさらに睡眠時間を削り、
1日8時間、週5日やり続ければ
5年ほどの計算になります。

 

1日12時間で年間3200時間

1日14時間で年間3700時間

1日16時間で年間4140時間

 

数年間はプライベートの時間もほぼ全て当てていれば
10000時間はあっという間だと思います。

 

もしハンドメイドの業界で生き残っていきたければ、
人の3倍は働かなければなりません。

 

それは1日12時間働いても足らないということです。

 

石の上にも三年という言葉がありますが、
結局のところ、競合と差をつけるには
知識をつけ、行動して、実行して、成果を出す以外、
他に方法はありません。

 

また、当然のことですが、
ダラダラとやることにも意味はありません。

 

やるからには一つのことにフォーカスして
質の高いアウトプットをしていかなくてはいけません。

 

そして、それを習慣化できるくらいに
自分自身に落とし込むことです。

 

巷の自己啓発で、
「楽に稼げる」
「無理をしない成功法則」

 

などがありますが、あれはただの謳い文句です。

 

ただのセールストークです。

 

そんなことは
絶対に絶対に絶対に
あり得ません。

 

これらはどの分野でも同じことが言えます。

 

どれだけの期間に
どれだけ多くこなすことができるかで決まります。

 

さて、
ここで重要になってくるのが時間の使い方になります。

 

時間というものだけが
唯一全ての人間に平等に与えられた資源です。

 

この時間という概念だけはみんなが同じなのです。

 

しかもこの時間というのは
貯蓄することも相続することもできません。

 

ではどうやって時間をやりくりして、
今使っているどの時間をどう削るのか。

 

そしてどのようにすれば
ショートカットすることができるのか?

 

個人で無駄なことを省くところは
いろいろとあるかとは思いますが、
ここでまず一番に考えられることがやはり睡眠です。

 

和民の渡邉美樹社長は
1日2時間睡眠で有名です。

 

この睡眠については
他でもっと詳しく掘り下げてきますが、
ここ最近では睡眠が大切だと提唱し、
8時間睡眠を推奨している方が多くいらっしゃいます。

 

確かに睡眠は大切です。

 

8時間睡眠をしたあとの脳の働きや
パフォーマンスは短時間睡眠の時とは
劇的な差を感じます。

 

しかし僕の尊敬する、
現在年収140億円の元コピーライターの方は
「成功するにはやっぱり短時間睡眠しかない」
とおっしゃっています。

 

成功している方々の共通点は
みんな短時間睡眠だというのです。

 

その方は昔、2~3時間睡眠を
一年以上続けていたと言います。

 

方法として、隣の家の前に
目覚まし時計を置いていたそうです。

 

枕元に置く目覚まし時計の5分後にセットし、
起きないと隣の家の人の迷惑がかかる
というプレッシャーを自分に与えていたそうです。

 

睡眠は人それぞれ個人差があって、
体内時計も違えば、夜型、朝方もあるので一概には言えませんが、
10000時間の法則を考えると納得いく回答です。

 

そしてあなた自身が、
ハンドメイドの制作や販売に関する勉強や学びを
仕事と捉えるか、趣味と捉えるかでも
睡眠に大きな影響を及ぼします。

 

あなたにとって趣味のように好きなことであれば、
寝ずにやり続けられるのではないでしょうか?

 

僕も昔は寝ずにテレビゲームをしていたこともあります。

 

好きなことなら一向に苦にならず、
時間も忘れて寝ずに没頭することもできるはずです。

 

それがたとえ重労働だとしてもです。

 

人は趣味のためなら時間も労力もお金も、
そして命さえも惜しまずに使うのです。

 

逆に仕事という位置づけをしてしまうと
モチベーションが下がってしまい、
これがまた日々のパフォーマンスや
睡眠に悪影響してしまいます。

 

逃れたいという思いや現実逃避から
睡眠時間が変に増えてしまう原因にもなるのです。

 

また、お酒も睡眠に影響すると言われます。

 

睡眠の質を下げるというのもありますが、
お酒を飲んでいる時間と
シラフに戻るまでの時間を考えると、

 

1日起きている時間の
最低でも4時間は犠牲
にしています。

 

成功者の中で、酒飲みは極端に少ないとも聞きます。

 

もしあなたが、
今以上の収入を得て成功したいと考えるなら、

 

いかに時間と睡眠を駆使していくかに限る
ということを忘れないでください。