ハンドメイド作家をしている方であれば、おそらく聞いたことがあるのではないかと思いますが、「クリエイティブ」という言葉があります
クリエイティブとは・・・
- 『創造的』
- 『独創的』
- 『ゼロから新しいものを作り出すこと』
- 『独自の発想で物を作り上げること』
と、一般的にはこのように定義されています。
主にハンドメイド作家さんのようなデザイナー・クリエイターさんに求められるスキルです。
あなたは自分のことをクリエイティブだと思いますか?
もし今、あなたが自分のことをクリエイティブな人間だと思ったのなら、ここからは心して読んでください。
ペンシルベニア大学教授のアダム・グラントさんという方の著書にこんな興味深いデータの記載がありました。
「クリエイティブ」と評価されている建築家は、そうでない建築家と比べると、はるかに「要求が多く、攻撃的で、自己中心的」だったというのです。
また、「クリエイティブ」と評価された科学者は、そうでない科学者と比べて、「優越感、敵意、精神の異常さ」においてスコアがかなり高かったそうです。
さらに、「クリエイティブ」な科学者は他人を軽んじる傾向があるという結果が出たそうです。
このような人たちは、ユニークなアイデアを生み出すことができ、自分の意見に絶対的な自信を持っているのです。
私は今まで様々な作家さんに会ってきました。
独創性があり、素晴らしく芸術的な作品を作る方がいる一方で、かなり傲慢な態度で上から目線の方もたくさんいらっしゃいました。
中には、自由に独創的な物を作り出し、それを法外な値段をふっかけるなどして厚かましくお客様に売りつけるという人もいるそうです。
私も以前は自分のことを「デザイナー・クリエイター」として位置付けていたので、傲慢になってしまうその気持ちがとてもよく分かります。
物事がうまく行っていない時なんかは、特に感情が出やすくなっていました。
また、デザイナー・クリエイターさんたちが集まりやすい場所(制作教室や学校など)に行くと、その雰囲気が顕著に伝わってくるのを肌で感じることがあります。
素晴らしい才能があれば、それだけで成功できると思われがちです。
ですが、一見すると個人の力が大きい仕事でも、思った以上に他の人たちの協力関係が要となっているのです。
人は一人の力では絶対に成功できません。
ここで今一度立ち止まってみて、
「自分が傲慢な態度になっていないか?」
「他人に対して上から目線になっていないか?」
「人の親切を無下にして相手を傷つけていないか?」
など、振り返ってみることも大切だと思います。
もしかしたらその間違った態度が成功の足枷になっているのかもしれません。
もし思い当たる節があるのなら、いつも次のようなことを思い浮かべるようにしてください。
- 「人脈」とは一生モノ
- 人からの意見はとても貴重
- 自分の弱みを直視する
- 全ての責任は自分にある
- 成功するのに他の誰かを犠牲にする必要はない。
このような考え方ができるようになると、自然とコミュケーションの仕方が変わってきます。
そして自然と物事の流れというものも変わってきます。
ハンドメイド作家に必要なこと
ハンドメイド作家を続ける上で絶対に必要になってくることが「ブランディング」をすることです。
おそらくブランディングをしなければ、これからハンドメイドの業界だけではなく、
何かを販売するという商売の世界で生きていくことは難しいです。
多くの人に作品を知ってもらい、そして多くの人に購入してもらうには
まずはあなたのことを知ってもらう必要があります。
ネットショップの売り上げアップのためにも、今から少しずつブランディングについて知識を深めていきましょう。