この記事では、いくつかのおすすめテーマを紹介していきたいと思います。テーマ選びで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
テーマには無料のものと有料のものがあります。種類も様々でライセンス形式というのも存在します。
テーマ変更方法の基本
まずはテーマの変更方法をサラッと解説します。
WordPressのダッシュボードから、サイドメニューの《外観》にカーソルを合わせて「テーマ」をクリックしてみると、既にいくつかの無料テーマが最初からインストールされています。
ここに表示されている他にもいろいろなテーマがあります。まずは右の新しいテーマを追加をクリックしてみましょう。
するとたくさんのテーマが出てきて、これらを全て無料で使うことができます。例えば、あなたが「ブログ形式でやっていきたい」とか「写真を多めに扱いたい」とか「動画をたくさん載せたい」ということであれば、それに特化したテンプレートを選ぶことができるということです。
現在は一番左側にある、最初からWordPressに備わっている《Twenty Twenty-One》というテーマになっています。
仮に、この中から別のテーマを選びたいということであれば、カーソルを合わせてインストールをクリックします。
すると、『インストール中』と表示されてインストールが始まります。
インストールが完了すると『有効化』というボタンに変わりますのでクリックすると、このテーマに切り替えることができます。
また、外部から新しくテーマを追加する方法は別記事で詳しく説明しています。
テーマ選びのコツ
テーマの使いやすさというのはそれぞれ一長一短ありますが、無料と有料の大きな違いはテーマ作成者のサポートシステムがあるかどうかです。
基本的に無料版はサポートがありませんので全て自分で対応することを前提に考えておきましょう。
また、有料版は成約に繋がりやすい仕組みが随所に組み込まれていたり、SEOや表示速度などの対策などもされていて使い勝手が良いです。
ただし、無料版でも利用者が多いテーマなら検索すれば使用方法や問題解決方法が見つかりますし、しっかりSEO対策されているテーマもありますので、資金がなければ最初は無理せずに無料から始めてもOKです。
おすすめテーマの紹介 5選+1
それではここで、有料版と無料版のそれぞれオススメのテーマをご紹介します。
まず、有料テーマをご紹介します。
有料テーマ
1. WING「AFFINGER6」(ウィング「アフィンガー6」)
有名なAFFINGER5の後継版となっているテーマです。
随所に「成約」につながる設計がされていて、ユーザーを逃がさない工夫がちりばめられています。
色やデザインのカスタマイズの自由度が非常に高いので、どんなジャンルにも対応可能です。
以前の「AFFINGER5」はクラシックエディター前提の作りになっていましたが、AFFINGER6ではブロックエディターメインの作りに更新されていて、その他にも色々と機能強化がされています。
ただし、こちらAFFINGER6はシンプルで男性向けのデザインになっているのと、設定項目が多いのでWordPressを始めたばかりの初心者にとってはどの項目にどんな内容を入れたら良いのか戸惑うことがあり、結局あまり使いこなせないということもあります。
もちろん勉強しながら初心者でも使いこなすことはできますが、簡単さと使いやすさを求める人にはあまり向いていないかもしれません。
ある程度、ワードプレスの運営に慣れてきたら乗り換えてみてもいいと思います。
価格は14,800円(税込み)
2. 賢威(けんい)
こちらのテーマ 【賢威】は、読み込み速度は有料テーマの中でもトップクラスです。
どんなに記事を詰め込んでも、大量の画像を詰め込んでもPC・スマホ共に読み込み速度が落ちないので読者にストレスを全く与えません。
ただし、速度重視のため基本構造はシンプルになっています。
カスタマイズするには、自分でコードを触らないと最低限の機能のみとなっています。
中級者~上級者向けのテーマで、「自分で調べればコードが触れる」というレベルなら問題なく使えます。
価格は27,280円(税込)
3. JIN
JINは難しい設定をしなくても、美しいサイトが作れるのが特徴です。
11つのデモサイトから、好みのテンプレートを選ぶだけで美しくて綺麗なブログを完成させることができます。
テンプレートを選んだ後に、色の組み合わせを指定する事も出来ます。
特にフォントや表示方法などが綺麗ので、コスメなどを取り扱う女性向けジャンルに向いているデザインです。
また、WordPressテーマの中でもブログが書きやすいので特徴的です。
テーマによってはボックスやテキストの装飾がビジュアルエディタで確認できない場合がありますが、JINは多くの見出しやボックスのデザインをビジュアルエディターで確認することができます。
価格は¥14,800(税込)
4. SWELL
SWELLの1番の特徴はトップページや固定ページを自由に、そして簡単にカスタマイズできることです。
企業用のサイトページも個人ブログサイトも自由自在に作ることができます。
細かいところまでカスタムすることができるので、オリジナル性を出したいという人には大きなメリットです。
そして、他のテーマと比べても表示速度がダントツに早いことが特徴的です。
高速化オプションという機能もついているので検索エンジンに対してはかなり優位になります。
また、ブロックエディタに最適化されているテーマになっています。
初心者でも使いやすいのでブロックエディタに慣れたいという方におすすめです。
さらにSWELLは他のテーマから乗り換えるための専用プラグインがあり、よっぽど複雑なカスタマイズを行なっていない限りは、カンタンに移行することができます。
もしわからないことや不具合があった場合も、お問い合わせにて対応してもらうことができます。
価格は¥17,600(税込)
5. THE THOR
このテーマは、これまで紹介してきた有料テーマの機能を平均的に備えたテーマです。
クリックだけで簡単にデザインしていくことができるのが特徴で、記事も書きやすく収益を最大化するのに役立つタグ管理機能もあります。
サイト速度も有料テーマの中では早い方で、検索エンジンにも上位表示されやすいとされています。
オールインワンというコンセプトだけあって優秀なテーマになっています。
ただ多機能な分、初心者には使いにくいところもあり中級者向けと言えるかもしれません。
価格は16,280円(税別)
無料テーマ
それでは最後に、おすすめのWordPress無料テーマを紹介します
無料テーマは、使いやすさと見やすさ、読み込み速度を重視して有料に劣らないものを選びました。
Cocoon(コクーン)
シンプルで洗練されたデザインで、ユーザーにとっても見やすいブログが作れるWordPress無料テーマです。
使い勝手がよく、設定変更も簡単に行うことができます。
スマホからのアクセスにも最適なレスポンシブ対応もされていて利用者も多く、無料テーマの中でも群を抜いています。
無料テーマとは思えないほど機能が多いので、下手な有料プラグインを使うよりもまずはこのプラグインを使って慣れていってもいいと思います。
もし気に入ったら使ってみてください。
まとめ
有料テーマを検討している方は決して安くない価格ですので、いくつも試してみることが難しいという場合は、何を一番に優先するかをよく考えて購入されることをオススメします。
とはいえ、どれも優秀なテーマです。損をするということはまずあり得ませんので安心してください。
また、無料テーマCocoonの導入方法や設定方法についての記事も書いていますのでぜひ参考にしてください。