コンテンツとは何か?意味・使い方・活用法を例を使って解説

コンテンツとは何か?
意味と使い方をしっかり理解して
良質なコンテンツを作ろう!

コンテンツとは何か?意味・使い方・活用法を例を使って解説

  1. コンテンツってなに?
    1. コンテンツの意味は?
    2. コンテンツの役割とは?
    3. コンテンツとは「コミュニケーション」
  2. 良質なコンテンツとは?
    1. 良質なコンテンツ「23」の項目
      1. (1)サイトに記載されている情報が信頼できること
      2. (2)コンテンツが専門家や知見がある人によって書かれたものであること
      3. (3)コンテンツに複製や重複、不要な記事がないこと。また、キーワードがわずかに異なる程度の類似した内容でないこと
      4. (4)サイトにクレジットカード情報を安心して提供できること
      5. (5)コンテンツにスペルミスや、文体ミス、事実に関する誤りがないこと
      6. (6)コンテンツの内容がユーザーの興味を重視して書かれていること。また、検索順位を目的に書かれていないこと
      7. (7)コンテンツが独自の情報、レポート、研究、分析などを含んでいること
      8. (8)同じ検索結果で表示される他のコンテンツと比較したときに、価値があると言えること
      9. (9)コンテンツの品質管理が行われていること
      10. (10)内容を多方向から説明していること
      11. (11)コンテンツの内容に関して、一般的にオーソリティだと認識されること
      12. (12)コンテンツが外注によって大量生産されたものではないこと。また、多くのサイトに分散されていないこと
      13. (13)よく編集されているコンテンツであること。急いで作られた雑なコンテンツでないこと
      14. (14)サイトにある健康関連の記述が信頼できるものであること
      15. (15)サイトの名前を聞いたときに、信頼できる情報源だと認識できること
      16. (16)書かれた内容を完全かつ広範囲に説明していること
      17. (17)コンテンツの内容に、洞察力のある分析や興味深い情報を含んでいること
      18. (18)ブックマークしたい、友人に共有したい、知人におすすめしたい内容であること
      19. (19)広告が過剰でメインコンテンツの妨げになっていないこと
      20. (20)コンテンツが雑誌、百科事典などの書籍に記載されても不自然ではないこと
      21. (21)コンテンツが短すぎる、内容が薄い、役立つ具体的な情報に欠けることがないこと
      22. (22)コンテンツの細部まで配慮と注意が行き渡っていること
      23. (23)そのサイトのコンテンツをユーザーが見たときに不満を言わないこと
    2. コンテンツでないものは?
  3. まとめ

コンテンツってなに?

コンテンツの意味は?

コンテンツとは日本語へ直訳すると『中身』や『内容』といった意味になります。

現在のIT分野においては、情報伝達される媒体により、

人々にとっての「意味ある一つのまとまった情報」のことをコンテンツと呼ぶことが増えてきました。

Webサイトで使われている意味として言い換えると、メディアによって提供される「情報の内容」「情報の中身」ということになり、

現在ではそこに含まれるものが重要視される傾向にあります。

本来は、書物や書籍などの、『内容』や『目次』などを意味する言葉として使用されていました。

しかし、インターネットを使ったビジネスの普及に伴って「情報の内容」を意味するものとして広まるようになりました。

日本におけるコンテンツ法《コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律》では、

この法律において「コンテンツ」とは、映画、音楽、演劇、文芸、写真、漫画、アニメーション、コンピュータゲーム、その他の文字、図形、色彩、音声、動作若しくは映像、若しくはこれらを組み合わせたものであって、人間の創造的活動により生み出されるもののうち、教養又は娯楽の範囲に属するものをいう。】

とあります。

また、ラテン語での語源は「中に含まれたもの」という意味があり、

英語の意味ではContent(media)となり単数形で表現し、「特定の文脈において、情報を受け取る側に対して価値を提供する情報や体験」であるといいます。

コンテンツの役割とは?

ホームページへの集客は、コンテンツ次第で大きく変わります。

コンテンツとは、多くの人々がそのメディアに触れる目的そのものを指します。

急速なインターネットの普及によって情報伝達の手段が多様化する現代において、
インターネットビジネスは今まで以上に「良質なコンテンツ」を求められるようになっています。

インターネット上で、ホームページ運営者と利用者のお互いが、それぞれの目的を果たすこと、
それこそが、現代のコンテンツに求められる役割といえるのではないでしょうか。

また、コンテンツは人と人との橋渡しの役割があるのです。

ここを一番に意識するように心がけることが、コンテンツ制作で最も大切になってきます。

まずは、『良質なコンテンツ=ユーザーの役に立つコンテンツ』だということを覚えておきましょう。

コンテンツとは「コミュニケーション」

コミュニケーションは、私たちが人と関わっていく中で、無くてはならない大切なものです。

コンテンツもコミュニケーションと同じくらいとても大切なものです。

もしコンテンツの質が悪かったとしたら、あなたや私たちが提供している情報や商品やサービスの魅力を、相手に正しく伝えることができません。

そうなってはお互いにとって、とても不幸なことです。

情報を伝えるコンテンツの質が悪かったり、間違っていたり、嘘をついたり、さらには批判的なことを書いてしまってはどんなに良い商品やサービスでも、その価値は相手には届きません。

コンテンツ=コミュニケーションと考えれば自然と、相手に届けるための良いコンテンツがどんなものかが見えてくるはずです。

コンテンツとは何か?意味・使い方・活用法を例を使って解説

良質なコンテンツとは?

良質なコンテンツ「23」の項目

では、良質なコンテンツとは一体どんなものなのか?

サイトを制作する上で、誰もが直面する壁だと思います。

この記事のタイトルにもありますが「良質なコンテンツを作ろう」と言っても、「言うは易く行うは難し」です。

今回はGoogleが提示しているガイドラインに則って、私なりのワンポイントアドバイスもお伝えしながら、Googleが求めている良質なコンテンツについて『23の項目』をご紹介しようと思います。

この23の項目は「Googleのウェブマスター向け公式ブログ」に記載のあった内容で、検索ユーザーが何を求めているかについてのGoogleなりの考えになります。

Googleではサイトの品質を評価するアルゴリズムを書くときに、このようなことを自問しているのです。

少し古い情報にはなりますが、きっとあなたにとって何かしらのヒントになり、ページや記事の品質を評価する際の参考となるでしょう。

  

(1)サイトに記載されている情報が信頼できること

共感や信頼などを通じて、ユーザーにとっての価値を高められるコンテンツであるかが重要なポイントです。

曖昧で確信がないコンテンツであれば、読者は不信感を抱いてしまいます。

物事を明確にして根拠を示す必要があるでしょう。

 

(2)コンテンツが専門家や知見がある人によって書かれたものであること

そして(1)の信頼を高めるには、そのコンテンツが権威ある人によって公表されているかどうかです。

あなたがその分野に関してどれほどの専門性を持っているのか、権威性を提示することが信頼への近道です。

他のユーザーたちが、あなたに対してどのような評価をしているか、などのレビューを記載するのも一つですね。

 

(3)コンテンツに複製や重複、不要な記事がないこと。また、キーワードがわずかに異なる程度の類似した内容でないこと

ここでの項目はオリジナリティを提示しています。

コンテンツを書き続けていると、どうしても他の記事と似たり寄ったりの文面になってしまいがちです。

ですが、基本的には他にないオリジナルなコンテンツを提供することを意識することが望ましいのです。

 

(4)サイトにクレジットカード情報を安心して提供できること

あなたのそのコンテンツに、ユーザーはお金を払ってもいいと感じますか?

人がお金を払うということは、そこに信頼があるからです。

まずは、信頼を勝ち取れるようなコンテンツを提供するところから始めてください。

 

(5)コンテンツにスペルミスや、文体ミス、事実に関する誤りがないこと

誤字脱字は言語道断です。ユーザーに不信感やストレスを与えてしまいます。

いかに丁寧に作成しているか、そしていかに手を抜いて作成しているか、

コンテンツを書いている人の気持ちは表面化するため、それを読んでいる人はすぐに見抜きます。

また、嘘の情報を記載してしまえば、たちまち信頼を失ってしまい、二度とあなたのサイトに訪れることはないでしょう。

 

(6)コンテンツの内容がユーザーの興味を重視して書かれていること。また、検索順位を目的に書かれていないこと

検索順位を上げるために、小手先だけのテクニックでコンテンツを作成してしまうと、中身のカラッポな価値のないものになってしまいます。

当然それはユーザーも感じ取りますし、潜在的に見抜きます。

また、ただ当たり前な内容を羅列しただけでは、読み手にとっても有意義なものではありません。

あなた独自の考えも取り入れていくと良いでしょう。

 

(7)コンテンツが独自の情報、レポート、研究、分析などを含んでいること

やはり一般的には独自性の高いコンテンツが好まれます。

他にはない情報はコンテンツとしても高く評価されるのです。

レポート、研究、分析と聞くと難しく聞こえますが、あなたのちょっとした実体験や失敗談、成功体験などでも大丈夫ですので、

少しでもオリジナリティを含んだコンテンツを記載することを心がけましょう。

 

(8)同じ検索結果で表示される他のコンテンツと比較したときに、価値があると言えること

ありふれた内容であることは、ユーザーにとって望ましくありません。

興味性が高く独自性があり、他にはない内容の記事をしっかりと読者に届ける意識が必要です。

検索エンジンでキーワード検索するユーザーは、必ず悩みや欲求を持っていて、

それを満たしたいというニーズを持っています。

そのニーズを満たすことができるコンテンツこそが、良質なコンテンツと言えるのです。

 

(9)コンテンツの品質管理が行われていること

この項目は(3)の複製や重複の問題や(5)のスペルミス、文体ミス、情報の正確性に加えて

あなたのコンテンツ内にある不備や悪いところを「改善」していくことが、品質管理の項目として必要とされています。

また、情報は変化していくものですので、ユーザーには常に新しい情報を提供してあげましょう。

 

(10)内容を多方向から説明していること

この項目では、偏った考え方でなく様々な角度から物事を説明していることが大切になります。

複数の専門家による立証された理論や、多くの人たちからの意見やレビュー、物事のメリットやデメリットなど、一つの事象に対して様々な見解ができていれば、良質なコンテンツと言えるでしょう。

 

(11)コンテンツの内容に関して、一般的にオーソリティだと認識されること

この項目では特に専門性と信用性が問われています。

オーソリティとは直訳すると権威となりますが、

中途半端な運営をされているコンテンツがオーソリティとなることはありません。

その業界を自ら牽引していくレベルのコンテンツを発信し続けることが大切です。

 

(12)コンテンツが外注によって大量生産されたものではないこと。また、多くのサイトに分散されていないこと

今の世の中、文章を書くことやコンテンツ制作をアウトソーシングできる時代です 。

それが必ずしも悪いことではありませんが、あまり量産することに執着してしまうと、

文章量が少なくなったり、コンテンツの内容が乏しくなったり、複製や重複したサイトになっていきます。

いわゆるコピーコンテンツと言われるものになってしまうので、とても良質とは言えません。

 

(13)よく編集されているコンテンツであること。急いで作られた雑なコンテンツでないこと

常に最新の情報を提供する必要があります。

古くて間違った情報はユーザーを混乱させてしまいます。

定期的に、かつ継続して更新されているものが良質なコンテンツと言えます。

また、急いで作られた雑なコンテンツでは、やはり誤字脱字が多くなったり、文章として成り立たないものになってしまいます。

 

(14)サイトにある健康関連の記述が信頼できるものであること

当然ユーザーの健康を害するものであってはいけません。

今の現代では健康に関するコンテンツはなくてならないものとなっています。

その情報が権威のある医者、薬剤師、研究者によるものであれば良質なコンテンツと言えます。

また、エビデンスに基づいた実証結果や裏付けなどの情報があれば、さらに信頼度が増すでしょう。

 

(15)サイトの名前を聞いたときに、信頼できる情報源だと認識できること

この項目はブランディングについて問われています。そしてこれは、権威や専門性を証明することにも繋がってきます。

筆者が専門家や研究者である場合に、名前や肩書き、写真、意見などをサイトやブログに掲載しているケースがよくあります。

また、専門家としての肩書きや、それを証明する登録番号などがあれば客観性があり、さらに信頼の判断基準にもなります。

このような工夫がされていると信頼性が高まり、ユーザーが定期的に訪れるようになるでしょう。

 

(16)書かれた内容を完全かつ広範囲に説明していること

(10)の項目に似ていますが、広範囲という解釈が少し難しいと思います。

様々な知識・技術・経験の面で説明できていればベストだと言えるでしょう。

また、幅広い分野での見解や、異業界や異業種からの意見などがあれば尚良いです。

良質なコンテンツとは、まさに充実した内容であることが前提であることをこの項目で示しています。

 

(17)コンテンツの内容に、洞察力のある分析や興味深い情報を含んでいること

コンテンツはユニークで、質の高いものでなければなりません。

その人のオリジナルな経験や、失敗などを生かした様々な知識などが必要となるでしょう。

また、これは少し難しいかもしれませんが、

特に目には見えない物事(例えば人の感情など)の性質や原因などのコンテンツを含んでいれば信頼度がグッと増します。

(18)ブックマークしたい、友人に共有したい、知人におすすめしたい内容であること

学生、会社員、主婦の方々が、友人にお話したくなるようなコンテンツであるか。

また、明日にでも使いたくなるような、有益で魅力的なものである必要があります。

嘘偽りなく、ユーザーが自信を持ってシェアできる内容こそ、良質なコンテンツであると言えるでしょう。

 

(19)広告が過剰でメインコンテンツの妨げになっていないこと

広告に関して言うと、少し前まで人は「広告=何か取られそう」と感じていたものが

最近ではそれに加えて「広告=邪魔をするもの」と認識され始めています。

いくら良いコンテンツを提供していても、広告だらけではウンザリしてしまいますし、

あなた自身の信頼も失ってしまいます。

 

(20)コンテンツが雑誌、百科事典などの書籍に記載されても不自然ではないこと

あなたのコンテンツが一冊の本であると想像してみてください。

それは本当に読む価値のあるものであり、読みやすいものであるか

そして、自信を持って提供できるものであるか、今一度確認してみましょう。

 

(21)コンテンツが短すぎる、内容が薄い、役立つ具体的な情報に欠けることがないこと

文字数の少ないコンテンツは、どうしても内容が薄くなってしまいます。

無意味なコンテンツにユーザーは興味がありません。

ユーザーに読み応えを感じさせることができるコンテンツを提供しましょう。

 

(22)コンテンツの細部まで配慮と注意が行き渡っていること

あなたが思っている以上に、ユーザーは細部にまで目を配っています。

細かいところで手を抜いていると、ユーザーがそこに気づき、あなたは信頼を失う可能性もあります。

逆に、ちょっとしたところにまでこだわったコンテンツは、ファンを増やし、好かれるサイトになっていくでしょう。

 

(23)そのサイトのコンテンツをユーザーが見たときに不満を言わないこと

不満や批難、文句を言う人は必ず存在します。

信頼を失わないよう、細心の注意を払ってコンテンツを作らなければいけません。

アンチなコメントばかりが広がってしまっては、あなたにメリットはないからです。

ただ、万人受けのコンテンツは存在しないということも覚えておいてください。

なんの批難も浴びないコンテンツは「恋愛に発展しない、良い人止まりの男性」のようなものです。

 

コンテンツでないものは?

●教養又は娯楽の範囲に属さないもの

●人間の創造的活動により生み出されていないもの

●受け手に対して価値を提供していないもの

 

例:

  • 販売や勧誘のための情報や機能・商品概要・商品紹介やサービス案内など
  • 告知や広告・会社概要・お問い合わせフォーム・FAQ・特商法表記・個人情報保護方針など
  • 目次。トップページやカテゴリページ、各種アーカイブページなど
  • 著作物の模倣やコピー

まとめ

コンテンツとは何か?意味・使い方・活用法を例を使って解説

良質なコンテンツとは、魅力的で、嘘の無い、ユーザーの為の、安全な情報やサイト、であるということです。

学びもしくは楽しみが得られ、読み手に価値を提供しうるものであるといえるでしょう。

実際にgoogleのアルゴリズムというものは、もっと複雑に絡み合っています。

ですが、上記の23の項目は、どんなコンテンツにも普遍的に応用できます。

Googleが求めている良質なコンテンツの定義は、今も昔もさほど変化はなく、本質的なものであるといえます。

これら全て合わせると、ユーザーにとって「共感」、「学び」、「喜び」、「感動」に行き着きます。

 

そしてこれは、恥ずかしながら私にも身に覚えがあるのお話ですが、

SEOがうまくいかないというサイトのほとんどが、商品概要や事実の告知、それらを紹介する目次だけでサイトが構成されていて、まるでコンテンツがありません。

コンテンツが無ければ、それが人の目に止まることはなく、共有もされず、リンクされることもなく、広まる事もなく、検索されることもありません。

私も以前はセリング(販売のための情報や機能)とコンテンツを混同し、商品紹介を作り込んでコンテンツを充実させているつもりになっていた中の1人でした。

これでは全く集客の見込みは皆無です。

こうした勘違いや誤解を避けるためには、「コンテンツとは何か」という原点に戻って考え直し、

コンテンツについての知識をつけることが一番であることを身に染みて実感しました。

もし、今回ご紹介した全ての内容を踏まえてコンテンツ制作を実践していけたのなら、

作成したサイトの掲載順位もよりも、きっと長期的に良い結果を生むことができるでしょう。

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